RollingStone日本版web

RollingStone日本版web

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on Twitter

RollingStone日本版webに富田、相澤のインタビューが掲載されました!
[RollingStone日本版web]娼婦、楽園、植民地:空族が描くアジアの裏経済『バンコクナイツ』

http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27727

“富田:企業が海外進出とかって、つまり安い労働力を求めてってことなわけで、そもそもそれがタニヤができた原因でもあるし、そのままですよね。タイの性産業が現在のように巨大市場化した背景には、ベトナム戦争時にタイ政府がアメリカと結んだレスト&レクリエーション条約というものがあったんです。つまりベトナム戦争に従軍する兵士たちの休暇と保養のための施設を近隣の同盟国に無理強いしたということです。
相澤:東京に生きていると、今のこの日本社会が普通の世界になるけど、そうじゃない世界も昔から連綿と続いているんですよね。逆に、戻って来て「日本もアジアだったんだな」という発見もありました。そういう意味での"サウダーヂ"、"郷愁"というものを感じた。映画を撮ることで、「この都会の生き方の方が実はまやかしなのかも」って思ったり。”