ダライ・ラマ14世からコメントを頂きました
『典座 -TENZO-』本日公開に寄せてダライ・ラマ14世からコメントを頂きました。
(日本語訳)
映画『典座 -TENZO-』が、社会に貢献する日本の僧侶たちの生活を描いたものであると知り、うれしく思います。2011年の東日本大震災と、その後の福島の惨事を背景にしたこの映画は、人間、自然、そして社会のつながりについても描いています。
仏教の僧侶や尼僧たちが、宗教的な探求のみならず社会的な活動により関わることを、私は常に支持してきました。「人々の幸福のための奉仕」というこの映画のメッセージを通じ、日本における曹洞禅の伝統の中で、私たちの精神的な兄弟たちがおこなってきた、この寛大で有益な取り組みが、世の中により広く知られることを願っています。
祈りと願いを込めて
2019年9月30日