映画芸術458号
2月1日発売「映画芸術」は『バンコクナイツ』が表紙と裏面を占拠!2016年ベスト&ワースト発表と共に、富田克也、相澤虎之助ロングインタビューを掲載!インタビュアーの稲川方人さんと荒井晴彦さんで意見が大割れ!既に問題作の様相を呈しています笑 是非ご一読ください。
~以下、一部抜粋~
荒井:二人がタイとか東南アジアに対する興味を話しているけれど、共有できないんだよな。好きな人が見れば面白いんだろうけど、俺みたいにそうでない人が見てもその面白さが伝わってくるようにできていないと思う。
稲川:荒井さんは脚本家だから、物語に風景や音楽がどれだけ引っ付いているか見ますよね。一方で、物語に回収されない映画も脈々と作られてきました。リヴェット、ヴェンダース、クレーマー、ジャームッシュ・・・『バンコクナイツ』にはチミノも感じます。久々に物語に収斂しない強い映画が出てきたと感じましたが。