坂本慎太郎 × YOUNG-G × 空族 × Soi48、タイ・イサーンに魅せられた男たちの〈サウダーヂ〉
音楽サイト「Mikiki」に『バンコクナイツ』トリビュート曲を(まだ映画を観る前に!)作ってもらった坂本慎太郎さん、本作にもDJとして参加のYOUNG-G(stillichimiya)とsoi48、そして富田、相澤による座談会がアップされました!『バンコクナイツ』の音楽を探る上でとにかく興味深い記事になっています。
全員がsoi48の講習会に行っている共通点も(笑)!そして、今回サントラも発売してくれることになったEMレコードのことなど。
ぜひじっくりとご覧ください。
“坂本 イサーンについてやモーラムがどういう音楽なのかと知って、これはちょっと中途半端に扱っちゃいけないジャンルだなと思ったんです。〈なんちゃってタイ〉みたいな、ネタとして使った感じじゃなくて、普段自分がやっているようなスタイルで、日本語で作詞作曲したほうがいいんじゃないのかなと。でも後で映画を観たら、話がだんだん自分の歌詞に寄って行くのでびっくりしましたね。クライマックスなんてモロに“夢で見た町”みたいな展開で、自分でも恥ずかしくなっちゃいました(笑)”
“富田 僕にとってゆらゆら帝国の『空洞です』はテーマ・ソングというかテーマ・アルバムで、クランクインする少し前からひたすら車でリピートしていたんです。『サウダーヂ』で“わがままジュリエット”(BOØWYの86年作『JUST A HERO』収録)がかかるシーンも、実はずっと“空洞です”がぴったりだと考えていました。”
“YOUNG-G 僕が実際に映画で担当したのはモーラムやルークトゥン以外のディスコ・シーンで流れるEDMとか、タイの街中から聴こえてくる得体の知れないノリのいい音楽なんです。撮影中はよく現地のディスコとかに行って(そこの音を)ボイスメモで録り貯めて、それをシーンに合わせて曲作りの参考にしたりしました。あとは、空族の映画ってパラレル・ワールドというか〈リアルだけどリアルじゃない〉感じが絶妙なんですよね。だからそういった夢と現実の境目をいくような音楽がいいと思って作りました”
[Mikiki]「バンコクナイツ」公開記念! 坂本慎太郎 × YOUNG-G × 空族 × Soi48、タイ・イサーンに魅せられた男たちの〈サウダーヂ〉
こちらからご覧下さい。
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/13352